よくわかる相続の基礎知識

生前に財産の一部を使い込まれてしまい、残された財産が減ってしまって困っている

生前に財産の一部を使い込まれてしまい、残された財産が減ってしまって困っている

まずは、財産が実際に使い込まれたものなのか否かについて、当時の被相続人の健康状況や財産管理の状況などを元に調査をしていくことになります。

例えば、既に重度の認知症や意識障害等によって判断能力が無く、他方で生活費や医療費等がそれ程不要な時期に不自然な出金が多数存在するような場合、同時期に当該財産を管理していた方が財産を使い込んでいた可能性が疑われます。

このような調査を進めていくなかで、実際に財産が使い込まれていたことが明らかになった場合は、当該使い込みについて不当利得や不法行為等を理由に返還の請求をしていくこととなります。